2020.11.02 Monday | よくある質問

オイル仕上げの食器に木固めエースを塗布しても大丈夫ですか。

自然志向の高まりを受け、最近は木固めをした後、器やカトラリーの表面を植物性のオイルやワックスでコーティングしている作り手もいます。木固め剤はもともと木の中に水や汚れがしみ込まないようにするためのものです。木にオイルを吸い込ませ、表面を長期的に保護する本来のオイル仕上げと木固め剤は原理的には相容れないものですが、塗装は可能です。

オイルやワックスを塗るときは木固め作業の後、1日以上放置し、表面のホコリなどを取り除いてからにしてください。この工程を省くと、オイルやワックスに含まれる水分と木固め剤の溶剤が反応し、仕上がり不良の原因となります。なお、ワックスは塗膜を形成するタイプの塗料ではありませんので、定期的なメンテナンス(塗り直し)が必要です。エンドユーザーへ正しいお手入れ方法を周知させるようにしてください。


2020.11.02 Monday | よくある質問

プレポリマーにシンナーを入れた瞬間、白濁が生じてしまいます。

冬場など工房の室温が下がった状態では、シンナーをプレポリマーに添加した瞬間、白濁することがあります。これは温度低下によって樹脂成分が均等に混ざらないことによって起こる現象です。白濁はほとんどの場合、攪拌すると消えてしまいす。冬場はシンナーで希釈した後、十分な撹拌を心がけてください。

2020.10.29 Thursday | よくある質問

塗装したら塗膜に気泡が発生してしまいました。

気泡の原因は2つ考えられます。1つは木固めエース及び仕上げクリヤーに含有されている溶剤成分で、最終仕上げの前に塗った面の溶剤が揮発しきれずに上塗りすると、最後に塗った仕上クリヤーの硬化途中で、揮発してきて抜け切る前に仕上げが乾燥してしまった可能性が考えられます。

この場合、仕上げ塗りの前に下塗りの塗膜の溶剤分を十分に乾燥させることがポイントになります。対応としては、ドライヤー等で、加熱しすぎない程度に加温し、場合によっては仕上げ塗りの前に#1000以上のサンドペーパーで研磨してから仕上げ塗りするということが対策として考えられます。

もう一つは仕上げクリヤーは空気中の湿気と反応して硬化しますが、その際に炭酸ガス等を発生しますので、それら気体が抜け切る前に乾燥してしまった事が原因と考えられます。この場合も仕上クリヤー塗布後に、塗膜面が垂れ落ちない程度にドライヤー等で加温してガスの発生を促すといことが対策として考えられます。

いずれの場合も、気温や湿度の影響を受けやすいので、夏季等気温が高く、湿気の高い時は、粘性が下がり溶剤成分が揮発やすいのに比べて、今夏季に比べて気温が低く、湿度が低くなっているので、今回のような現象が起きやすくなっているものと思われます。ゆえに木固めエースや仕上クリヤーは湿気硬化型なので、作業環境の湿度を50%以上に保つのも一つの対策になります。

なお、気泡が発生した品物に関しまして、#1000(様子を見て番手を選んで下さい)のサンドペーパーで研磨して表面を平滑にした後に、仕上クリヤーを専用シンナーで希釈したものを再びスプレー塗布すれば滑らかな仕上がりになる場合がありますの、余裕があるようであれば試してください。この場合、シンナー希釈は1:1を目安に調整しながら行って下さい。



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